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歯科医院の感染対策①

公開日:2023年01月31日 カテゴリー:お役立ち情報 タグ:

皆さま、こんにちは。

歯科医院には感染対策を講じることが義務付けられていますが、皆さんの医院ではどのようにしていますか。

グローイングスマイルの研修メニューの中にある『感染対策』

今回は歯科医院における感染対策についてお話したいと思います。

 

感染対策を考えるときに、まず大切なことは“患者や自分を感染から守る”ということです。

自分自身を守れない人は患者さんを守ることもできないのです。

感染対策の基本となるのは以下の内容です。

標準予防策とは「すべての人の血液、すべての体液、汗以外の分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、および粘膜には感染性があると考えて取り扱う」という考え方を基盤に、全ての人に感染予防策を実施します。

歯科医療の特徴として
①抜歯や歯周治療など観血処置が多い・・・血液と接触する機会が多い
②血液や唾液が飛散する・・・切削器具などの使用により、エアロゾルが発生する
③鋭利な器具、局所麻酔の注射針を使う・・・針刺しや切創が起こる可能性がある

などがあげられます。

このように血液や血液の混入した唾液に接触したり、飛沫を浴びる危険性が高い歯科医療。

感染は、使用した器材や手指を介して伝播します。

すなわち、その対策は、感染物を伝播させないために感染経路を遮断することが重要です。

 

 

感染経路の遮断で最も基本的なことは、手指を介しての伝搬を防ぐ手指衛生です。

今回は手指衛生を行う『手洗い設備』について、スウェーデンの事例を紹介します。

【スウェーデンの手洗い設備】

このように、床から離れた手洗いシンク、床に置かないゴミ入れは、床の清掃もしやすいですね。

手洗い設備のチェックポイントは?

そして、水回りの管理も重要です。

濡れているところには・・・
微生物が増殖します

水滴やホコリが溜らない工夫で衛生管理が向上し、シンプルな清掃が可能になります。

グローイングスマイルでは感染対策の研修も行っております。

🌸ご依頼やお問い合わせは、お気軽にご連絡ください

 

 

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